2017年06月03日

6月、フィラリア

相変わらずブログはサボっています、木納です。
6月、7月は学会やら勉強会やらで不定期の休みが多くなっていますので、詳しくはホームページ( http://www.lita-pc.com )をご覧ください。

話変わって今年の予防、お済みですか?
蚊に刺されると感染ることがあるフィラリアの予防のシーズンはもう始まってます。
今年も残念ながら、予防を忘れてフィラリアがわいてしまった仔が来ました。
その犬の血液を見るとフィラリアの子供、ミクロフィラリア(mf)が見えます。
下の画像は実際、5月に来た犬の血液を顕微鏡で見たものです。
(スマホ動画で小さいかも)

こちょこちょ動いているのがmfです。

これを蚊が血を吸うときに一緒に吸い上げ、蚊の中で少し成長して、次に血を吸うときに置いていくんです。
置いていかれたmfはすぐに何か起こすわけではありませんが、そのまま放置すると肺に向かう血管にフィラリアがわいてしまうという訳です。P6030001.JPG
これは手術で取り出したフィラリア、1匹だいた15cmくらいです。大きい犬でも小さい犬でもわく虫の大きさは一緒です
外飼いはもちろんですが、室内の仔でも予防はしましょう。みなさん室内でも蚊に刺されるでしょ?室内だから感染しないなんてありえない話です。

ちなみに犬山は毎年数件、フィラリアに感染している犬をまだ見ます。最近は江南、一宮でフィラリアに感染している仔が増えているとその地域の獣医師が言っていました。どうやら訪問販売で適当な薬を置いていく輩がいて、それが一因になっているかもとのこと。

フィラリアの予防は飲み薬や注射などいろいろなものがありますが、予防される前には必ず動物病院で検査を受けましょう。もしフィラリアがわいている状態で予防薬を飲むとショックを起こす可能性があります。最悪死にます。
フィラリアの予防薬は正規品を使いましょう。実際の経験談ですが、ある病院でフィラリアの予防薬として処方され、飲んでいたにもかかわらずフィラリアがわいていた犬がいました。オーナーに罪はないんですが、非常に残念ですよね。
posted by リタ at 10:23| Comment(0) | 診察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする